FORSMILE
EN
AI2026/06/28

カルフールの生成AI活用:買い物支援Hoplaと購買業務の効率化

GPT-4を使った買い物支援、商品説明、購買手続き支援。公式発表で確認できる3つの用途を整理します。

← ブログ一覧へ / Back to Blog

どの企業の事例か

今回紹介するのは、世界最大級の小売企業であるフランスの「Carrefour(カルフール)」です。同社はOpenAIのGPT-4などの生成AI技術を活用し、顧客向けのショッピング体験と、従業員の社内業務プロセスという、小売業の根幹をなす2つの領域で大規模なDX(デジタルトランスフォーメーション)を推進しています。

解決したかった課題

競争の激しい小売業界において、Carrefourは顧客エンゲージメントの向上と、社内業務の効率化という2つの大きな課題に直面していました。顧客に対しては、オンラインストアでのよりパーソナライズされた便利な買い物体験の提供が求められていました。一方、社内では購買部門などが担当する見積もりの比較分析や入札書類の作成といった定型業務に多くの時間が費やされており、生産性の向上が急務でした。

AIをどう使ったか

Carrefourは、予算、食事制限、献立に応じて商品を提案するHopla、2,000点超の商品説明作成、購買部門の入札分析と見積依頼文作成に生成AIを利用しました。技術はMicrosoftのAzure OpenAI Serviceを通じてGPT-4へ接続します。

導入効果と見るべきポイント

  • ▸Hoplaは商品検索と連携し、会話から購入候補を提示します。
  • ▸商品説明の作成と、購買手続きの文書作業を支援します。
  • ▸『30分から10分』という時間短縮は公式発表で確認できないため掲載しません。

日本企業が参考にできること

Carrefourの事例は、小売業に限らず多くの日本企業にとって示唆に富んでいます。特に、社内業務の効率化はどの業界でも共通の課題です。見積もり比較や書類作成といった定型業務からAI活用を始める「守りのDX」は、費用対効果を出しやすく、スモールスタートに適しています。また、顧客接点にAIを導入する「攻めのDX」と組み合わせることで、Carrefourのように企業全体の変革を加速させることが可能です。まずは自社のどの業務にAIを適用できそうか、洗い出すことから始めてみてはいかがでしょうか。

参考リンク

📦
Amazon で関連書籍・ツールを検索
AI 導入 事例 DX 生成AI ビジネス
Amazonで探す →(アソシエイトリンク)
Related articles