Node.jsのWindowsへのインストールについて説明します。
参考URL
⇒Node.jsホームページ(英語)
⇒npmを最新にする(英語)
1.ファイルをダウンロード
⇒Node.jsホームページ(英語)
こちらのページにアクセスして、ダウンロードします。
2020.5.20現在ですが、
v12.16.3 LTS
v14.3.0 Current
がダウンロードできます。
v12は古いバージョンですがLong-term Supportの対象です。
Nodeはバージョンが変わるのが早いのですが、偶数バージョンはLTSで長くサポートされます。
奇数バージョンはサポートが短いです。例えばv14は2023-4-30までサポートですが、次のv15は2021-6-1までです。
詳細は下記URL参考
⇒node.js Releases
Node.jsのバージョン管理とかも入れるといいのですが今回は割愛します。
ダウンロードしたファイルをダブルクリックするとインストールが始まります。
これでnode.jsを使用する準備は完了です。
2.command promptでチェック
WindowsなんでCommand promptです。
またnode.jsをインストールするとnodeフォルダの中に「node.js command prompt」というショートカットもできます。
node -v
コマンド上で上記を入力するとノードのバージョンがでてきたら無事インストールされています。
ついでに
npm -v
とやるとnode.jsのパッケージをコントロールするnpmのバージョンも調べられます。
3.npmの使い方
node.jsのさまざまなパッケージをインストールできます。
package.jsonを共有することで開発者同士で環境を共有することもできます。
簡単なコマンドを紹介します。
現在のディレクトリでnpmを使えるよう初期化します。package.jsonが生成されます。
npm init -y
下記で現在のディレクトリに「パッケージ名」をインストールできます。
npm install パッケージ名
例)コマンドプロンプトが
c:\project\test>
と表示されていた場合はtestディレクトリの中にインストールされます。
// package.json { "name": "test", "version": "1.0.0", "main": "index.js", "scripts": { "test": "echo \"Error: no test specified\" && exit 1" }, "author": "", "license": "ISC", "keywords": [], "description": "" }
必要があれば適宜書き換えます。keywordsなど例に。
"keywords": [ "node", "javascript", "express" ],
パッケージのインストール
npm install パッケージ名
上記を実行することで「パッケージ名」をインストールすることができます。
オプションで
--save package.jsonのdependenciesに追記する --save-dev package.jsonのdevDependenciesに追記する -g local環境のグローバルにインストールする
–saveの例)
npm install express --save
パッケージをインストールするとpackage.jsonに追加されます。
パッケージは次の例を見てください。[dependencies]と[devDependencies]に記載されています。
{ "name": "test", "version": "1.0.0", "dependencies": { "express": "^4.13.3" }, "devDependencies" : { "gulp": "^3.8.10" } }
- dependencies:製品版(本番)で必要なアプリケーション
- devDependencies:開発環境でのみ使用するアプリケーション
パッケージのアンインストール
npm uninstall パッケージ名
パッケージをアンインストール(削除)したい場合に使います。
package.jsonからも削除する場合は、–saveをつけて実行。
グローバルから削除する場合は -gをつける。
パッケージのアップデート
npm install パッケージ名
すでにインストールされているパッケージをもう一度実行すると、パッケージがアップデートされます。
npm update
インストールされているパッケージをすべてアップデートします。
npm outdated --depth=0
アップデートが存在するパッケージを表示します。
npm自体をアップデートしたい場合
npmのアップデートもinstallを使います。この場合は管理者権限で入らないといけない場合もあります。(command prompt起動時に右クリックで「管理者として実行」)
npm install npm@latest -g
上記を実行すると最新バージョンがインストールされます。
node.jsとnpmのインストール方法をざっくりと紹介させていただきました。
ちなみにnode.jsはcommand上で実行する場合は
node sample.js
といった感じで実行できます。私はあまり使用しないのですが参考まで。
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