OpenAI、PHPの重大な脆弱性2件への世界的な対応を調整したと公表。Califが GPT-5.6 Sol で1件を発見し、防御者向けに10億ドル分の補助付きアクセスを約束
AIが攻撃者より先に見つけた脆弱性を、公開前に直す手順を具体例つきで示した。
10月21日の投稿です。OpenAIは、過去2か月、メンテナ・研究者・セキュリティ事業者の連合を率いて、PHPの重大な脆弱性に対応したと書いています。Califが同社の「Patch the Planet」の枠で GPT-5.6 Sol を使って重大な欠陥を1件見つけ、Wizも2件とも独立に報告しました。修正とリリースを主導したのはPHPのメンテナです。OpenAIは運用者向けに、PHPのバージョンを確認するCodexのskillを共有しています。あわせて、リソースの限られた防御者向けに「Daybreak for Frontline Defenders」で10億ドル分の補助付きアクセスを約束し、重大な脆弱性への対応を5段階(上流での検証と修正、影響を受ける組織に準備の時間を与える、政府機関との連携、製品ごとの更新の準備、修正公開後の周知と展開支援)に分ける枠組み案を示しました。
PHPを自分で運用しているなら、更新が先です。当サイトのPHPの記事(10月21日)が手順です。OpenAIの投稿にはCVE番号が書かれていないため、当サイトで扱った CVE-2026-109618・109619 と同じ2件かどうかは、この投稿からは確認できません。10億ドルは「補助付きのアクセス」であって現金ではなく、AIによる発見が今後急増するという見通しも、OpenAI自身の見立てです。
