Vue.jsを使用している環境で別ウィンドウで表示しなければならない場合の方法です。
とはいってもJavaScriptを普通に使う実装なので簡単です。
使用するWeb APIは、下記です。
どのように使うか解説していきます。
基本的な使い方(Vue.jsのみでもOK,Router無)
// html <button type="button" @click="linkToOtherWindow('遷移先URL')">ボタン</button> // script export default { methods: { linkToOtherWindow (url) { window.open(url, '_blank') } } }
単純に、window.openに対して、url
を渡してあげるだけですね。
特に問題ないと思います。そもそも_blank
で開いているだけなので、実装が必要なのは、メソッドを呼び出す必要がある場合だけだと思います。
Vue Routerを使用して別ウィンドウで開く方法
Vue Routerを通して別ウィンドウで開く場合は、ひと手間かかります。
router.resolveを使用して前もってURLを解決しておきます。
そうすることでquery
やparams
でデータを渡すこともできます。
生成されたURLはresolvedRoute.href
で取得可能です。
//プロフィールページのroutingの設定の場合 const Profile= { template: '<div>Profile No.{{ $route.params.id }}</div>' } const router = new VueRouter({ routes: [ { path: '/profile/:id',name='profilePage', component: Profile} ] }) // script window.open に解決されたurlを渡す export default { methods: { linkToOtherWindow() { let resolvedRoute = this.$router.resolve({ name: profilePage, params: {id: "someData"} }); window.open(resolvedRoute.href, '_blank'); } } }
Vue 3から使えるかも(未検証)
<router-link :to="{ name: 'profilePage'}" target="_blank"> LINK TO OTHER WINDOW </router-link>
上記書き方がVue3からできるそうです。
methodの書き方とか今回はES6にしてみました。ES5などでLINTしていると引っかかるかもしれません。
とはいえ、そろそろES6でいいよねと個人的には思います。
VUE.JSおすすめの書籍
書籍は読む方だと思いますが、やはり現場で実装するとより深く学べるのを実感します。
逆に実装中心だと、より良いコーディングを考えることができなくなるので書籍もあらためて読むことをおすすめします。
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