読後の感想–その5[金持ち父さん貧乏父さん]

度胸が大切という話で始まる第五の教えです。いろいろな例え話を交えて話が進んでいきます。この章は著者自身の体験談も多いですね。45歳の工場長が解雇される話がなかなか興味をそそられます。会社に不当だと訴えるニュースの話ですね。
ビジネスを始めるのもリスクがあり、大多数の人が安全と考えている会社勤めも結局はその会社のビジネスが失敗したら、同様に安全、安定のノーリスクという訳では無い。ということを感じさせてくれます。

第五の教え:金持ちはお金を作り出す

著者がたくさんの人を教えてきた際に、ある共通点に気がつきます。

すべての人が大きな才能を内に秘めていること

それが、発揮されないのは何故なのか?
それは自信の無さだと結論づけています。確かに私もそう思います。最初の章から述べられている「恐怖」とも通じるところがありますね。私の場合はいつの頃からか、新しいことにチャレンジすること億劫になっていました。アマゾンプライムでみるのも、見たことが無いドラマではなくて、過去にみた作品ばかり見たり。
成功するケースが多いのは、頭がいい人よりも「度胸がある人」と書いています。

本文では、実際にどうやって著者が不動産売買でお金を得たのかを語ってくれています。自分自身にお金が無くてもこうやってできたんだよという話です。私に実際同じことをやれと言われても無理でしょうが、本書では次のことが大事だと書かれています。

選択肢を増やすこと

現在経済的な苦境に悩む人の中には、昔の考え方に固執してしまっているのが原因の人がたくさんいる。過去の良い時代の記憶が忘れられない人ですね。なんか最近この手の話をよく耳にします。日本の企業の話ですが、やはり過去の成功体験が原因で、そのやり方に固執してしまうあまり、新しいこと、方法に着手できず、業績不審に陥っている話題ですね。
キャッシュフローゲームという例をあげ、様々な状況に対してたくさんの選択肢を持つことが大事だと書いています。
「お金に対して問題が起きた時に、解決法としていろいろな選択肢を思いつく」
「数字を理解していて、お金に関して創造的な考え方ができる人」
上記のような人が、お金持ちには多いと述べられています。

逆にお金がたくさんあったとしても、上記のような考えに至らず、成功をおさめられない人がたくさんいると書いています。
実際にそうなのかもしれません。私を振り返ってみると、私は小金しか持ったことはありませんが、お金の使い先はそれほど選択肢が多い訳ではありません。ここでいうところの選択肢はとても限られている状態だと感じました。

上記の選択肢を広げる上で大事なのが、前の章でも述べられていた「ファイナンシャルインテリジェンス」ですね。
ファイナンシャルインテリジェンスを高めることで、上記選択肢の発想がふくらむと書かれています。

お金は実際には存在しない

これれの意味はとても深いと思います。文面では「これがお金だってみんなが決めたもの」と書かれていますが、この考え方はとても大事です。
この発想の例が著者の体験談として語られていますが、なるほどと感心させられます。どうやってお金が無いところから取引をしていくかという例です。これが「お金は実際には存在しない」ということがどういうことかわからせてくれます。
昔読んだ時は、ここまで深く考えられなかったです。
ここでも、やはり大事になるのが「ファイナンシャルインテリジェンス」です。

詳細は→読後の感想–その4[金持ち父さん貧乏父さん]

お金持ちはお金を作り出す

ファイナンシャルインテリジェンスを高めることで、可能になる様々な投資の例が挙げられています。投資家には主に二つのタイプがあると書かれています。
一つ目は、パッケージ化された投資を買う人たち。投資信託とかそういうものを好んで買う人たちです。
二つ目は、投資を自分たちで作り出す人たち。プロの投資家と呼ばれる人はこの二番目の人たちのことです。
ではどういう投資家なのか。次のような能力を持っている人と書いています。

  • 他の人が見過ごすチャンスを見つける能力
  • 資金を集める能力
  • 頭のいい人を集めて組織する能力

ここにいたる、基礎となるものがファイナンシャルインテリジェンスということですね。この章で必要だと書かれていることの大半は私には備わっていないと感じました。なかなか先は長そうですね。

読後の感想–その1[金持ち父さん貧乏父さん]
読後の感想–その2[金持ち父さん貧乏父さん]
読後の感想–その3[金持ち父さん貧乏父さん]
読後の感想–その4[金持ち父さん貧乏父さん]
読後の感想–その6[金持ち父さん貧乏父さん]